開催中のデフィレ画像をほぼリアルタイムでたっぷり見られるなんて、インターネットのおかげで便利ですね。
今回のパリコレクションは2月26日から3月5日の8日間で、ブランド数は約140にものぼるとのこと。
86のデフィレが予定されているため、1日あたり十数個です。
ブランドリストは、PRET A PORTER PARIS(http://www.pretparis.com/fr/visiter/visiter.asp)のListe des exposantsにあります。(期間限定?)
日本、韓国、台湾等のアジアやロシア等、外国参加者も多いですね。
France 2 – Culture et loisirs http://cultureetloisirs.france2.fr/mode/defilesparisiens/18497639-fr.php
記事には、こういうことが書いてあります。
*これまではPradaとともにミラノコレクションに参加していたMiu Miuが、今回はパリコレに初参加(3月5日)。
価格もターゲットも違うのに、Miuccia Pradaのブランドとして関連づけられることが多かったので、「2つをはっきり区別するため」に、Pradaをミラノ、妹的なMiu Miuをパリに分けたんだそうです。 *Givenchyはイタリア出身デザイナーRiccardo Tisci、Celineはクロアチア出身Ivana Omazic。 Emanuel Ungaro=ノルウェー出身Peter Dundasが手がけると思われる。
*デフィレ(”in”)には新顔は少ないものの、今まで”off”参加していた Nicolas Andreas Taralisなどのブランドが”in”参加。
*1981年にパリに初店舗を構えたシマダジュンコは、その25年目を 50回目のコレクションで飾る形に。
*4シーズンに渡って不参加だったJean-Charles de Castelbajacの復帰や 若手新クリエイターChristophe Decarninを迎えてのBalmain復帰も話題に。
ELLEは、VOGUEよりも今のところ掲載数が多いようです。
パリコレ、プレタポルテ、オートクチュールって
「パリコレ」というと、もともとはパリ・オートクチュール・コレクションのことを指していたようですが、 現在では一般的にパリのプレタポルテ・コレクションのことをいうようです。
HAUTE COUTURE オートクチュールは、最高の技術と素材を用いた高級仕立服。 お客さん一人一人にあわせたオーダーメイド・手作業で作られ、量産しないため高価です。映画祭なんかで女優さんが着ているのも、だいたいこういうもの。 「オートクチュールコレクション」は、「服」という以上に 「アート」としての面が強く、各メゾンの独創的な芸術性が発揮されます。
PRET-A-PORTER プレタポルテは高級既製服。量産できるので、オートクチュールに比べて価格は控えめです。 「プレタポルテコレクション」には街でそのまま着れるようなものも多く、 のちのち街に出回る安価な既製服にも(時差はあるけど)影響を与えます。
プレタポルテコレクションは、ニューヨーク、ミラノ、ロンドン、東京でも開かれていますね。
中でもパリコレクションは規模が大きく、100以上のブランドが参加します。
プレタポルテコレクションは、早ければ半年、遅くて数年後の日本の既製服にも影響するようなので、 天気予報や占いのような面もあるかもしれませんね。
オートクチュールはアート鑑賞、プレタポルテコレクションは予想ゲーム感覚で楽しんでいます。
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