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ファイル交換ソフトユーザーが蔓延し、無料ダウンロードするのが当たり前になったため、
CD、DVD、ソフトの売上悪化、著作権問題に悩んでいるフランス。
とりあえずという感じの罰金システム開始が木?金曜日に決定しました。
- 個人使用目的のダウンロードだけなら39ユーロ(約5400円)
- ファイル交換用に公開した場合は最高150ユーロ(21000円以上)
- 著作権保護されたソフトの不正使用者には750ユーロ、
- 著作権保護システムを強引に解除するハッカー(hackers、pirates) には3750ユーロ
- 著作権保護破壊ツールの販売者には半年の禁固刑と3万ユーロ
- 不正ダウンロードに使用されるのを承知の上で(P2P、peer to peer式の)ファイル交換ソフトを作った人には3年の禁固刑と30万ユーロ
の罰金が課せられる可能性があります。
莫大な数の不正ダウンロードを全部取り締まるとしたら、スピード違反と比べ物にならないくらい大変ですよね。
取締のための特別機関を設けるそうですが、何を基準にするのかは不明です。当面は、著作権所有者が不正ダウンロード監視を求めた作品が対象になるという話もあります。
フランスでは赤信号を渡るのが一般的です。
ルールは人を守るために作られたわけで、作られたルールを無闇に守って損をするのは本末転倒だ、などといいつつ。
ネットでも、自分が便利ならいいじゃないと考える人は多いでしょう。具体的な点が明らかにならないうちは、不正ダウンロードはなくならないでしょうね。
19/03/2006
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