Les Aventures de Tintin :
Le Secret de la Licorne
ベルギーのHergé エルジェによる “Les Aventures de Tintin”(タンタンの冒険)シリーズは、フランスなどでも人気のBD(バンドデシネ=コミック)シリーズ。私も好きで、何冊か持っています。
そのエルジェの1943年の原作”Le Secret de la Licorne”(ユニコーン号の秘密)を元に、スティーヴン・スピルバーグ監督が作った実写版3D映画 “The Adventures of Tintin”『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』の公開は、日本では12月1日。
フランス、ベルギー、スイス仏語圏、UKでは10月26日、アメリカでは12月23日だそうです。字幕いらずの制作国の方が後なんですね。
モーション・キャプチャを使って撮影する現場を映したメイキング映像がありました。未来です。
MAKING-OF DU FILM “LES AVENTURES DE TINTIN – LE SECRET DE LA LICORNE”
犬のMilou(スノーウィ)は、メイキング映像の時はスタッフがぬいぐるみを動かしていますが、Extrait(抜粋)で階段を駆け上がるシーンを見ると、動きがとてもリアルで、どうやって撮ったのか気になります
オリジナルのコミックはフランス語で、20世紀中頃のヨーロッパらしい雰囲気がたっぷり。Tintinが実写化されると聞いた時から、それがどう取り入れられるのかが気になっていましたが、音楽も映像もアメリカ系で統一されているようですね。ちょっと残念ですが、ハリウッド映画(とそのスタイル)がすっかり定着しているフランスでは、少なくとも若い層にはアメリカ風にした方が受けがいいのかもしれません
英語(オリジナル版)だと固有名詞の発音が変わって、主人公の名前もティンティン、テェンテェンみたいになっていることには、やっぱり違和感を感じずにいられませんが
ヒットしたら続編が出るかもしれませんね。原作の数は多いので、続ける気になれば『OO7』や『男はつらいよ』並にシリーズ化できるはず
Les Aventures de Tintin : Le Secret de la Licorne (VF) 仏語版予告編
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