H&M

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多くの国で見かけるスウェーデン発ブランドH&M。ハイグレードシリーズ”Collection of Style”を3月16日からロンドンで発売開始し、イギリス、ベルギー、オランダ、ドイツで展開していくそうです。
H&Mの価格帯・グレードには幅があり、安いものはやはり素材や縫製がそれなりですが、このシリーズは、最新流行を取り入れたデザイン、ディティール、製造、仕上げにこだわったものだけにしぼるとのこと。とはいってもワンピースで~79ユーロ(高くて1万2千円)、デニムが69ユーロ程度(1万円強)というので、アッパーブランドにしてはかなり手頃な価格設定です。同じスウェーデン発のIKEAもですが、世界各地で販売することでコストと価格を下げているんでしょうね。

私は電車乗換の通り道だったフォロムデアール店を通りがかりに見ていたので、高品質というわけじゃないけどデザインがいいものがたまにあって、ベーシックなものも揃えつつ最新モードにも敏感で、量産のおかげで低価格、セールの時期になるとパリにしては混んで列ができるブランドというイメージを持っていました。スウェーデン人に本国でのイメージを聞いてますます、H&M=(ユニクロ)-(素材の強靭さ)+(流行のデザイン)という感じかなと思っています。
日本3店舗目がみなとみらいにオープンしたので、初日の土曜日、散歩がてらのぞいてきました。

ランドマークプラザ店は2フロアにわたっていて、この日は下階から入って上階から出るようにしてあるようでした。騒音がなく静かなので近づくまで警備員や行列に気づきませんでしたが、昼に通った時は、信じられないほど長い行列が。
ランドマークプラザの広々した屋内スペースだから並ぶのもそれほど苦痛じゃないのかな、と夜に寄ってみたら、ほとんど待たずにすっと入れました。上のフロア(キッズ&メンズ)は空いていましたが、レディースフロアの試着室とレジは結構混んでいました。ユーロ表示の値札がついた服も混ざっていたりして、オープンしたての雰囲気が味わえました。

日本でもよく見かける中間前後価格帯ブランドのパリでのイメージは
A.P.C., Sinéquanone, Agnès b., Comptoir des Cotonniers etc. ↓
Kookai, Zara(スペイン), Gap etc. ↓
Etam, H&M, Mango(スペイン) etc. という感じがします。
日本初の無印良品 MUJIは、知名度は低いけど独特の路線でわりといいイメージを持たれている気が。

フランスや中東に住む友人に、日本にH&Mが進出して行列ができてたんだよと教えたら、案の定、あの店にわざわざ並ぶなんて~!という反応でした。
日本でいうユニクロや無印良品並に店舗がヨーロッパではあちこちにあるカジュアルなブランドですから、驚きます。

06/09/2009

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