Parc de Bercy(ベルシー公園)は、フランス パリ12区にあります。
ヴェルサイユ宮殿や、パリ5区のリュクサンブール宮殿の庭のような幾何学的なフランス式整形庭園ほど写真や観光向きではありませんが、休日に芝生の上でのんびり過ごしたり、散歩したりするのにぴったり。ベンチもあちこちにあって、緑が多くてくつろげます。
公園内には、展覧会も行われる映画関連施設 Cinémathèque française(シネマテーク・フランセーズ)があります。
公園のあちこちに、芝生の上でくつろぐ人々が。
ヨーロッパは湿気が低いから、蚊が少なく、セミの合唱もなく、芝生がフワフワで快適です。
馬だけじゃなく、顔がちょっと怖いバンビや、ピンクの豚が混ざっているメリーゴーラウンド。
大きな木々が、風でさわさわと心地いい音を立てているこんな気持ちいい場所だったら、何周もしたくなりそう。
公園の中に、さらにJardin Yitzhak Rabinというガーデンが。
花壇には明るい色の花が咲いていて、
地面には草花が自由奔放に生えています。
ガーデンを出てさらに歩くと、La maison du jardinage(ガーデニングセンター/博物館/資料館)が見えてきました。絵本に出てきそうな建物。夕日に包まれてノスタルジックな雰囲気で、なんだかドキドキしてしまいます。
オレンジブラウンの屋根、ツタに覆われた壁、ブルーグリーンのかわいい窓、ヴィンテージ感ある木枠、プランターのお花。色合いもステキな、建物です。
草花が風で揺れて光っているのを眺めていると、催眠術にでもかかったように、ぼーっといつまでも見続けてしまいそうになります。
19世紀の風景画の中にいるような非現実的な雰囲気で、一瞬、今どこにいるのか忘れそうになりました。
ベルシー公園から Passerelle Simone de Beauvoir 橋を渡って南西に進むと、フランス国立図書館 Le site François-Mitterrand に着きます。図書館で目が疲れたら、ぜひ公園へ
Message