フランスには、ルーブル美術館、オルセー美術館など、写真撮影OKな美術館がたくさんあります。
最近は美術館サイトで検索しやすくなってきているので、最近は作品の写真をあまり撮りませんが、
原始美術(プリミティブ・アート)を多く所蔵するMusée du quai Branly(ケ・ブランリー美術館)のマヤ展に行った時は、あまりにおもしろくて可愛いパワフルなものが多いので、撮りました。
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  2人ともお祈り中の様子。
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  ハードロック?メタル?ミュージシャン風。
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  お腹にお鍋がくっついちゃってどうしようという感じ。
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  頭が平らなびっくり顔の壺。描かれた手の感じも可愛い
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  小さいピザを手にした悪ネズミ大王。
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  頭が大きく、腹部がとがって突き出た、薄くてぺちゃんこな像。シェルだと思いますが、光沢もきれいです。
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  チューのような、夢見る乙女のような絶妙な表情。両手両足と首にジュエリーをつけて、おもしろい帽子をかぶっています。白い像と同じく、とんがったようにぽっこり盛り上がったおなかも特徴的です。
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  長い舌と、丸が並んだ前かけが印象的です。
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こちらも長舌&丸エプロン仲間。頭には羽根飾り、耳にはイヤリングがついている、強烈な面白いデザインです。
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    ひょろっと切なげ。
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    ゆるい漫画に出てくるキャラクターのような、気の抜けた表情がツボです。
 
さいごに
  2006年にオープンしたケ・ブランリー美術館/博物館の所蔵品は、アフリカ、アジア、オセアニア、南北アメリカの文明・文化・アートに関わるもの。
  陶芸、彫刻、織物、民族衣装、宝飾品など、いろいろなものが展示されています。
  美術館側は、これらを芸術作品として扱っていますが、
  考古学や民族学などの人文科学の研究資料だと考える人は、大事な資料の一部を美術館に移すことに反対で、論争になりました。
  元々の研究資料ファミリーと引き離して、芸術的な作品だけ別の場所に置くと、研究資料としては、分散して不完全になってしまって良くないというのも分かりますが、
  これだけ面白いものをアートとして展示しないのはもったいないので、難しい問題です。
  
  いっそ、人文科学研究所と美術館をくっつけた巨大な研究兼アート施設にできたら良さそうなんですけどね。でも区分や並べ方なんかが問題になって、同じことかな…。
  
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