体の部位の単語*音と絵で学ぶフランス語レッスン

針治療中風の名画で覚えるフランス語:) 今回は、ボディに関する単語集です。
画像内のボタンをクリック/タップして、体の部位についてのフランス語を聞いてみてください。

Olympia épaule cou le doigt les ongles le genou

Édouard Manet «Olympia» エドゥアール・マネ 『オランピア』より

Grand Odalisque le dos les fesses la jambe le pied les orteils, un orteil la cheville le mollet le talon le tendon d'Achille

Jean-Auguste-Dominique INGRES «La Grande Odalisque» ジャン・オーギュスト・ドミニク・アングル 『グランド・オダリスク』より

フランス語単語説明&表現

le cou

首。

  • Il est endetté jusqu’au cou. : 彼は借金で首が回らない
    日本語と同じく、フランス語でも「首」を使って「首まで借金浸け」という表現ができます。
    jusqu’au couは、首までどっぷり、完全に といった意味です。
Madame Vigée-Lebrun et sa fille

le bras

腕。

  • Elle me serre dans ses bras. : (彼女は私を)ハグする、抱きしめる
    Quand il me prend dans ses bras, … : 彼に抱きしめられる時、…
    «Prendre dans ses bras»は、Édith Piaf エディット・ピアフの«La vie en rose»(バラ色の人生)の歌詞でもおなじみですね。
    serrerは「締める」など、prendreは英語のtakeに似ていて、「取る」などたくさんの意味があります。
  • Il a le bras long. : 彼は影響力がある・顔が広い。
    longは長い、brasは腕・人手・威力などの意味。

    そういえば、村上春樹の『1Q84』の、味方にならないと損だぞと脅される場面に、「我々はとても長い腕を持っています」というセリフがでてきましたね。『1Q84』は、仏語版も出ています。

l’épaule

肩。肩肉。

  • Avoir la tête sur les épaules. : 分別がある、考えがしっかりしている
  • Hausser les épaules. : 肩をすくめる(無関心、不満)
  • Épaule d’Agneau / Epaule de porc : 羊の肩肉 / 豚肩肉

la poitrine, le sein, le téton

poitrineは胸。seinは乳房。tétonは話し言葉で、おっぱい。

  • Le tour de poitrine : 胸囲
  • Elle a une forte poitrine / grosse poitrine. : 彼女は胸が大きい。
    反対は、petite poitrine / petits seins。
    gros seins というと、日本語の「巨乳」に近いニュアンス。
  • 50g de poitrine fumée : ベーコン50g。
    豚のpoitrine=ばら肉。fuméeは、英語のsmoked(燻製にした)。
  • Nourrir au sein ou au biberon ? : 母乳と哺乳瓶、どちらで育てる?

le mamelon

乳首。円い丘、蝶番の軸の意味も。

le ventre

お腹。

  • à plat ventre : うつ伏せで、腹ばいで、ひれ伏して
  • Il vaut mieux éviter de dormir sur le ventre. : うつぶせで寝ない方がいい。
  • Ventre affamé n’a point d’oreilles. : 空腹に耳なし。
    お腹が減っていると、会話や議論はできませんね。
    ne … point(全く…ない)の代わりに、ne … pasも使います。
  • Il faut faire des exercices pour perdre du ventre. / … pour avoir un ventre plat. : お腹やせには、運動が必要だ。

    perdreは、なくす、失うなどの意味。platは、平らな。
    avoir un ventre plat
    avoir(英語のhave)の代わりにobtenirを使うと、痩せた・ぺちゃんこなお腹を「手に入れる、 retrouverを使うと、「取り戻す」というニュアンスになります。

le nombril

おへそ。中心。
日本語でも「日本のへそ」と言うことがありますが、フランス語のnombrilも同じく「真ん中」の意味で使うことがあります。

  • Il se prend pour le nombril du monde. : 彼は自分が世界の中心だと思い込んでいる(自己中心的だ)。

l’aisselle

わきの下。
creux axillaire とも。

le coude

ひじ。

  • Ils travaillent coude à coude. : 彼らは連帯して働いている。
    coude à coude は、肩を並べて、団結して、などの意味。

la cuisse

もも。

Cuisse de boeuf / Cuisse de poulet : 牛もも肉(腿肉) / 鶏もも肉
羊の場合は Gigot de mouton、子羊(ラム)なら Gigot d’agneauです。

話はそれますが、ラム肉といえば、Roald Dahl ロアルド・ダールの «Lamb to the Slaughter»を思い出します。
妻が夫を冷凍の羊肉で殴り殺し、凶器であるその肉を料理して警官に食べさせて証拠が消滅するというストーリーの短編です。

Roald Dahl は、チャーリーとチョコレート工場他の児童文学で有名ですが、大人向けの小説・短編も、どれも想像力とブラックユーモアに溢れていてとても面白く、おすすめです。
原語(英語)もフランス語翻訳版も、読みやすいどころか、高速でぐいぐい引っ張っていかれて止まらなくなる感じ。ありえないような話でも、読んでいるうちに妙に現実的に感じてきたりして、短編でも小説でもすぐ読み終わってしまうほど。作者が1990年に亡くなってしまっているので、大人向け作品は数が少ないのが残念です。

彼の短編集は、古いジャズと同じで、バラバラに出た曲を集めたベスト盤みたいなものなので、数冊買うとダブります。
«Lamb to the Slaughter»も、短編集«Someone Like You»、«Tales of the Unexpected» などに入っていました。
ですが英語版は、«The Complete Short Stories 1 & 2» というのが2013年に出たんですね。これなら紙版とKindle版両方あるし、重複せずコンプリートできて便利です。

フランス語の短編全集は今のところないので、これまでと同じく短編集を集めるしかありません。
仏語翻訳版(«Coup de gigot»)は、短編集 «Bizarre ! Bizarre !»に収録されています。

Roald Dahl - Bizarre Bizarre 紀伊國屋

上画像はフランスで買った版の表紙ですので、紀伊国屋で買える版と違う可能性もあります。
フランス語の本を日本で買うなら、Amazonより紀伊国屋の方が種類豊富です。
フランスの本を買う

le poignet

手首。袖口。

  • Des poignets de chemise : シャツの袖口。

la main

手。

  • Ils ont le cœur sur la main. : 彼らは率直だ / 寛大だ / 気前がいい。
    一語ずつ訳すと、main(手)の上に cœur(心)を持っている、ですが、
    ouvert, franc(隠し事がなくてオープン/率直・フランクだ)、généreux(女性形généreuse)の意味です。
    généreux / généreuse は、気前がいい、寛大な、心が広い、(土地などが)肥沃・豊穣な、(ワインなどが)芳醇な、などと訳されます。
    見返りを求めず惜しまず分け与えたり、助けたり、許したり、受け入れたりするイメージが含まれている気がします。

le doigt

指。

  • Mon petit doigt me l’a dit. : 第六感だよ/なんとなく分かったんです。
    どうして知ったのかはっきり言いたくない時などに。直訳すると「小指が私にそう言った」。きっと、かわいい高い声なはず:D

l’ongle

爪。

  • Appliquer son vernis à ongles. / Mettre du vernis à ongles. : マニキュアを塗る。
    vernisには、ニス、うわぐすり、うわべだけのもの、などの意味も。マニキュアを「塗る」は、Appliquermettreposerなど。
    du / son vernis は、sonの方が、「自分で」塗るというのがはっきりしますね。

le genou

膝。

  • À genoux ! : ひざまずきなさい。
    Il s’est mis à genoux. : 彼はひざまずいた。

Mr PropreMr Propre amazon.fr

  • Il est chauve comme un genou : 彼はつるっぱげだ。
    膝(genou)みたいに(comme)ハゲている(chauve)というと、Bruce Willisや、洗剤のMr Propre (Monsieur Propre) を真っ先に思い出します。
    スキンヘッドは、tête rasée, crâne rasé, boule à zéroなど。
    フランスではハゲや脱毛に対するマイナスイメージが少なめで、全く気にしない人や、似合っていれば好きという人が多い気がします。
    膝の項目なのに頭の話になってしまいました:)

les fesses

お尻。

  • Il est tombé sur les fesses. : 彼はしりもちをついた。
    tomber(落ちる)、sur(-の上に)。

la jambe

脚(英語のleg)。

  • Elle a de belles jambes. : 彼女は足が綺麗だ。

le pied

足(英語のfoot)。

  • On y va à pied. : (そこに)歩いていく。
    Onは、英語のwe(私たちは/僕らは)の意味や、they(特定の誰かというわけじゃない漠然とした主語、人は)などの意味で使う便利な言葉。

l’orteil, les orteils

足の指。

la cheville

くるぶし。

  • Il s’est tordu la cheville : 彼は足首をくじいた。
    補足説明。

le mollet

ふくらはぎ。

  • Jupe mi-mollet : ミモレ丈スカート。
    mi- は、「-の真ん中」。ミ・モレはふくらはぎ丈です。
    日本のショップサイトで、モデルさんの足首まであるのにミモレ丈と書いてある時があったりしますが、個人によって身長差が大きい国では、商品説明としては、ミモレは使い勝手があまりよくないかも。
    足首まであるようなロングスカートは、jupe longue で、
    半端丈には、jupe midi(ミディアムスカート)や、jupe mi-longue(ミディアムロングスカート)などがよく使われます。

le talon

かかと、ヒールの他、末端などの意味があります。

  • «Talons Aiguilles» est un film réalisé par Pedro Almodóvar. : 『ハイヒール』はペドロ・アルモドバル監督の映画だ。
    aiguillesは、針などの意味で、chaussures à talons aiguilles は、ピンヒールの靴。
    ハイヒール : talons hauts、ローヒール : talons plats

le tendon d’Achille

アキレス腱。
致命的な弱点という意味での「アキレス腱」は、talon d’Achille
Achilleは、ギリシア神話のアキレウスです。
アキレウスが赤ちゃんの時、お母さん(テティス)は、「浸かると不死身になれる」という川に息子を入れましたが、赤ちゃんの足首だけは、お母さんがしっかりつかんでいたため水につからず、弱点になってしまった、というエピソード。息子を逆さ吊りにしてドボンと川に突っ込んでいるお母さんの姿が目に浮かびます。
何かを洗っている時に、つい思い出してしまいます:D

Exercices

Q1. J’ai mal au . が痛い

  • cou

    cou

  • coude

    coude

  • doigts

    doigts

  • épaule

    épaule

Q2. J’ai mal au . が痛い

  • main

    main

  • mollet

    mollet

  • ongles

    ongles

  • pied

    pied

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