PINK MARTINIのキワドイ曲「キクジロウと申します」

FIPという、フランス国営の音楽ラジオ局は、
落ち着いた大人の女性をイメージさせるDJの低めの囁き系ヴォイスも素敵だし、
ジャズを中心に、ボサノヴァ、ロック、インド音楽まで多岐に渡っていて、なかなかいいです。
日本で例えるなら、昔のJ-waveのような、いかにも都会の大人という感じ:D
現地時間の深夜には、視聴率が少ない時間だから遊び心を出しているのか、面白い・おかしな曲も流れます。

最近気になっていたのが、「キィ~クジロウと申します」と始まる、
奇妙な昭和レトロな感じの、日本語男声コーラス。
いったいどこからこんな歌を発掘してフランス国営放送で流しているんだろう?と、
聴くたびに笑いが止まらなかったのですが、その正体は、
スペイン語や日本語、フランス語など外国語でいろんな曲を歌うカナダのユニット、PINK MARTINIの作品でした。

pink- martini hang on little tomato

例のキクジロウは、セカンドアルバムHang on Little Tomatoに収録されています。

ピンク・マルティーニが数年前に出したファーストアルバムの中の「いかにも古いシャンソン風」フランス語曲は、フランスでもヒットしました。
キワドイほど現地色が濃いので、すっかりKIKUJIROも日本のものだと騙されてしまいました。発音も妙にいいし:D

彼らのデビューアルバム”SYMPATIQUE”については、PINK MARTINIに書いています。

30/09/2005

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