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パリでは小雨なら傘をささず、パーカーのフードやマフラーをかぶって早足で歩く人も多め。観光客が少なめの地区で、何人も傘をさしている人がいたら、かなり降っている可能性が高めです。
フランス人に理由を聞いたら、「傘を持ち歩くのってクールじゃない気がする。何かイギリス人みたいなイメージだし」だそうで。
悪天候でもドライでいた方が、クールな気もしますけどね
私もフランスではだいたい、ほっかむりスタイルを採用。
激しい雨の中を歩くと骨までずぶぬれになりそうなので、時間がある時は建物の屋根の下で雨宿りします。
空と街の色が変化するのに見とれているうちに雨雲が切れることも多く、
きれいな虹もよく見かけます。虹が消えるのが早い気がするのは気のせいなのかな?
また、ゴルフボール~テニスボール大の大きなひょうやあられがゴツゴツとすごい音を立てて降ったりすることもあるので、夏でも気が抜けません。
なぜ傘という文明の利器を使わないのか
理由は、この辺だと思います。
- フランスは日本より圧倒的に湿度が低いため、濡れてもすぐ乾くからあまり気にならない。
- 日本では簡単に見つかる、驚くほど低価格で超軽量で頑丈でデザインも豊富な素晴らしい折り畳み傘が、フランスには少ない。
日本に来て超軽量傘をお土産に買って帰る人もいるくらい。フランスでありがちな、壊れやすくてかさばる傘は、あまり持ち歩く気が起きません。 - 雨宿りできるカフェや店、建物、駅が多い。
ちなみに、パリの普通のカフェのドリンクは、日本のドトールやヴェローチェ並の安さだったりします。レストランは東京より高めな店が多い気がするんですけどね。
特に、湿度の低さは大きいと思います。
日本の梅雨のように湿気が多いと、服がいつまでも乾かず湿っていて気持ち悪いし、見た目も濡れっぱなしで全然クールじゃないですからね。気候の差、おそるべし。
11/11/2007
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