フランス一般家庭のテーブルマナー

あくまで普通の家庭の食卓や、街のレストランでの話ですが、
フランスでは、フォークとナイフの持ち方でも置き方でも、スープのすくい方でも、人によってバラバラです。

フォークの隙間にナイフを滑りこませて肉を切る人もいれば、
パスタをナイフで切って食べる人もいれば、スープを手前にかき集める人も、逆の人もいます。
正式には手前に寄せるのがフランス式で、奥に寄せるのがイギリス式と聞いたことがありますが、
その方が使いやすい、食べやすいからいいんだそうです。
日本でもお箸の持ち方は、個人や地方によってばらばらだし、まぁそういうものなんでしょう。

学校のマナー講習会などで習ったテーブルマナー、あれはいったい何だったんでしょう。 フランスでもお城に住んでいるような上流階級の人は、あのマナーで食べているのでしょうか。謎です。

そうはいっても、こぼれやすいご飯や麦をフォークの背に乗せて食べる人は、見たことがありません。
「日本では昔、フォークの背に載せるのがフランス料理のマナーだと教えられてたんだ」
と話すと、フランス人は面白がって挑戦します。
話の種にはいいですね:D

11/11/2006

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