フランスの甘い朝食*パンやビスキュイを飲み物にひたしておいしさアップ

日本では朝食に何を食べるの?と聞かれて、
「人によるけど、旅館とか、マメなお母さんがいる家庭では魚、ノリ、卵、豆腐かな」と答えると、
「朝からたんぱく質いっぱいの料理を食べるなんて…
フランスでは炭水化物(パン、ビスケット類)にカフェオレやヨーグルト程度よ」と驚かれました。

私はフランス式の朝食も好きです。理由は簡単、
朝食という名目で堂々と甘いものを食べれるから。
あたたかい飲み物に浸したビスケットやパンを思い浮かべたら、
暗くて寒いパリの冬の朝でもベッドから出られます:D

家ではやるけど外ではやらない時もあるという人もいますが、
カフェオレボウルにパンなどをぼちゃんとひたして食べるのは、フランスでは普通です。
映画『ブルジョワジーの秘かな愉しみ』に出てきそうな人たちは、やらないかもしれませんけどね。

ひたすための飲み物といったらココアやカフェオレが定番ですが、
TILLEUL(菩提樹、リンデン)やVERVEINE(くまつづら、レモンバーベナ、ヴェルヴェーヌ)などのハーブティーも
意外ですが、ビスキュイやパンによく合います。
フランス人のマダムに教えてもらって、最初聞いた時は半信半疑だったのですが、
試してみたらおいしくて病みつきになりました。
そのまま食べると味気ないビスキュイが別物と化して、
「こんなにおいしく食べられるとは!」と、止まらなくなります。

あと、ブランデーなどのお酒もよく合います。
映画『アメリ』でも、”Un petit vin chaud avec des Spéculoos ?”
とRaymondに勧められた主人公 Amélie Poulainが、
スペキュロス(固めのビスケット)を、ヴァンショー(ホット赤ワイン)にひたして食べるシーンがありましたね。

変身ぶりが一番大きかったのは、イギリス系デパートMarks & Spencerなどで売っている円筒形パッケージのソーダ・ビスケット。
日本では成城石井などで見かけます。
全粒粉、Digestiveなどと書かれていることが多いです。
これとリンデンハーブティなどとの相性は抜群で、なんともいえない甘味と、
ほっこり香ばしい風味がどこからか現れます。
そのまま食べるのとは比べ物になりません。
そこまで変わると思うのは私だけなのかもしれませんが、興味がある方はぜひお試しを。

フランスの朝食といえば「クロワッサンにカフェオレ」のイメージが強いですが、
クロワッサンは普通のバゲットに比べると高いし(少量なのに値段は倍くらい)、
バターたっぷりで高カロリーなせいもあり、毎日食べている人はそんなに多くありません。
スーパーのパン、シリアル、お菓子類を買っている人も多いです。

お店によって置いてある物が違うので、
あちこちうろついて新しい物を探すのも楽しみのひとつです。

フランススーパー徘徊用食材メモ

そういえば、フランスのパン屋さんでは、バゲットなどをカットしてもらうと手間賃を取られることがあります。 フランス・パリ生活の便利と不便

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11/2006 29/10/2017

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